2008年03月10日

原始心像

「心の定義」

「この世界には期待されないことや、信じがたいことが
 存在している。
 自分が何らかの点で神秘的である世界に住んでいることを
 知ることで生が全体性をもつ。
 それを一度も体験したことのない人は、
 何か大切なことを見逃している人である」

(『ユング自伝1』)

まずは、昭和20年3月10日東京大空襲で
亡くなられた方々のご冥福を御祈りします。(合掌)

ユングは、「心」を三つに定式化しています。

第一 自我意識(表層意識)
   思うがままに出来るが、
   同時に「危うさ」(主観的間違い)
   「不誠実さ」(忘れること)
   「不確かさ」(錯覚)
   の領域

第二 「無意識」を含めた「深層無意識」
   自我意識が手を出せない、未知で神秘な宝庫

第三 最も深層に存在する「神の種子」と言う
   原型・原始心像

原始心像は、誰の心の奥底にも、
太古から延々と引き継がれてきた
影のような部分が共通して
存在しています。

そこには、母親的グレート・マザー(太母)
父親的オールド・ワイズ・マン(老賢人)
男性にとっての異性「アニマ」
女性にとっての異性「アニムス」
それらの全体にひそむ暗い影「シャドウ」
と名づけています。

ユングは
「深層無意識の核となる原始心像こそ、
神と人間との深い関わり合いに関する
最古の知識が埋没する膨大で無尽蔵な宝庫である。
心の深い闇の中にひそむ宝庫の扉を開き、
そこに山積みする素材を解明し、
新たな生命を吹き込んで
現意識に統合することで、
人類という種の偉大なジャンプ(突然変異)
を可能にするのだ。」

ユングは、まるで21世紀に起こる現象を
知っていたかのように、
人間の意識を読み解いていました。

「シンクロニシティの源は、
人の持つ元型を含む深層無意識で
人の意のままにならない
別の世界の秩序系に依拠して、
本質的なものは、精神的な作用でなく
物質、人間の肉体的にも
明瞭化(超能力・超常現象も含む)され、
一端が夢や幻想、芸術作品や神話を通じて
私たちに開示されている」と述べています。

人類は、遺伝子に太古から記憶される種子を、
この生に措いて開花させるために誕生し、
その意識の芽生えが、現実に起ころうとしているのです。




posted by 光ロード at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 意識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。